資格ガイド
AWS AI PractitionerとG検定はどっち?違いを比較【2026年】
最終更新日: 2026年7月8日
AWS上でAI・生成AIを使う予定があるならAWS AI Practitioner(65問・90分・100 USD)、クラウドを問わずAIの基礎を体系的に学びたいならG検定(小問145問程度・オンライン100分・一般13,200円)が向いています。AWS利用が明確ならAWS AI Practitionerから、利用クラウドが未定ならG検定から始めると選びやすいです。
この記事の結論
- AWS AI Practitioner(AIF-C01)は65問・90分・100 USD、合格基準はスケールドスコア700/1000。AWS上でAIを使う判断に直結する内容。
- G検定はオンライン100分・小問145問程度・一般13,200円(税込)。AI・機械学習・ディープラーニングから法律・倫理まで広く問う。
- 2026年はAWS側で試験ガイドv1.1(agentic AI・MCPなどを追加)が6月頃から出題に反映。G検定は2026年もオンライン年6回(1・3・5・7・9・11月)+会場年3回で実施。
- AWS実務が近い人はAWS AI Practitioner、AI全体の土台を作りたい人はG検定。両方受けるなら目的とキャンペーン期限(2026年9月30日)から順番を決める。
結論:AWS実務かAI全体かで選ぶ
AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)は、AI/MLの基礎に加えて、Amazon BedrockをはじめとするAWSサービスの選定、責任あるAI、セキュリティなど「AWS上でAIを使う判断」を問う試験です。AWS環境で生成AIの導入や提案に関わる人には、学習内容がそのまま実務に役立ちやすい構成です。
G検定は特定のクラウドに依存せず、AIの歴史、機械学習、ディープラーニング、生成AI、法律・倫理、社会実装までを広く扱います。AIプロジェクトの共通言語を身につけたい人や、企画・推進側の立場の人にはG検定が向いています。
迷った場合は、直近の業務でAWSを使うかどうかで決めるのが実用的です。AWS利用が明確ならAWS AI Practitioner、利用クラウドが未定でAIの基礎から固めたいならG検定を選ぶと迷いにくいです。
FujiCert公式アプリ
G検定対応 用語暗記カード
10語ずつ。広告なし・買い切り980円。
基本スペックの比較(2026年時点)
まず受験料・問題数・実施形式などの基本スペックを比較します。AWS AI Practitionerの受験料は100 USDのため、円換算は為替により変動します。
なお、AWS AI Practitionerには2026年9月30日まで受験料が50%オフになるキャンペーン(プロモーションコード: AIF2CLOUD)があり、期間中に合格するとAWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)を無料で受験できる特典(バウチャーの利用は2026年11月30日まで)も受けられます。適用条件は必ず公式キャンペーンページで確認してください。
| 項目 | AWS AI Practitioner(AIF-C01) | G検定 |
|---|---|---|
| 実施団体 | AWS(Amazon Web Services) | JDLA(日本ディープラーニング協会) |
| 位置づけ | Foundational(AWS認定の入門レベル) | ジェネラリスト向け(AIの事業活用側) |
| 問題数 | 65問(採点対象50問+ノンスコア15問) | 小問145問程度(オンライン) |
| 試験時間 | 90分 | オンライン100分(会場は120分) |
| 合格基準 | スケールドスコア700/1000 | 非公開 |
| 受験料 | 100 USD(2026/9/30まで50%オフのキャンペーンあり) | 一般13,200円/学生5,500円(税込) |
| 受験機会(2026年) | テストセンター/オンライン監督試験で随時 | オンライン年6回(1・3・5・7・9・11月)+会場試験年3回 |
| 言語 | 日本語で受験可能 | 日本語 |
出題範囲・テーマの違い
AWS AI Practitionerの出題は5ドメイン構成で、配点はAIとMLの基礎(20%)、生成AIの基礎(24%)、基盤モデルの応用(28%)、責任あるAIのガイドライン(14%)、AIソリューションのセキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス(14%)です。生成AI関連の2ドメインだけで過半を占めます。
2026年4月30日には試験ガイドv1.1が公表され、公表の約1カ月後(2026年6月頃)からagentic AI(AIエージェント)、MCP(Model Context Protocol)、マルチエージェント、コンテキストエンジニアリング、トークン課金、LLM-as-a-judgeなどの新トピックと、KiroやStrands Agents、Amazon Bedrock AgentCoreなどの対象サービスが出題範囲に追加されました。2026年に受験するなら、v1.0前提の教材だけでなく新トピックのカバーが必要です。
G検定はAIの歴史から機械学習・ディープラーニングの手法、生成AI、法律・倫理・社会実装までを問います。特定ベンダーのサービス名はほぼ出題されない一方、理論・用語の範囲が広いのが特徴です。
| 比較項目 | AWS AI Practitioner | G検定 |
|---|---|---|
| 主なテーマ | AI/ML基礎、生成AI、AWSサービス選定、責任あるAI | AIの歴史、機械学習、ディープラーニング、法律・倫理、社会実装 |
| 実務とのつながり | AWSでAIを設計・提案・運用する判断に直結 | AIプロジェクト全般の共通言語づくり |
| 向いている人 | AWSやAmazon Bedrockを使う予定がある人 | クラウドを問わずAIを体系的に学びたい人 |
難易度と勉強時間の目安
G検定の合格率は公表されており、2026年は第1回78.77%、第2回77.04%、第3回82.40%(受験8,305名・合格6,843名)と7〜8割台で推移しています。合格ラインは非公開です。数字だけ見ると高めですが、小問145問程度を100分で解く分量のため、無対策での合格は簡単ではありません。
AWS AI PractitionerはAWS認定の中で最も易しいFoundationalレベルに位置づけられ、合格基準はスケールドスコア700/1000です。合格率にあたる公式統計は公表されていません。勉強時間は初学者で約50時間、AIやAWSの経験者で10〜20時間が目安とされます(通説ベースの目安です)。
分野別の難しさや学習計画の詳細は、それぞれの難易度記事・勉強法記事(関連記事参照)で扱っています。この記事では選び方の判断に必要な範囲にとどめます。
両方受けるならどちらが先?
AWSをすでに使っている、または近い案件でAWSのAIサービスを扱う予定があるなら、AWS AI Practitionerを先に受ける価値があります。学習したサービス知識をすぐ業務に戻しやすいうえ、2026年9月30日までは受験料50%オフのキャンペーンが使えるため、期限内に先へ回す判断も合理的です。
一方、AIの基礎理解に不安がある場合はG検定を先にすると、機械学習やディープラーニングの用語を広く整理できます。その後にAWS AI Practitionerへ進むと、クラウド上のAIサービスの位置づけを理解しやすくなります。
G検定は2026年もオンライン試験が年6回(1・3・5・7・9・11月)、会場試験が年3回実施されるため、どちらを先にしても受験時期の計画は立てやすい状況です。
対策の始め方(無料演習の使い方)
どちらの試験も実際の試験問題(過去問)は公開されていません。G検定はJDLAの公式例題のみ、AWS AI PractitionerはAWS Skill Builderの公式無料模試(日本語あり)が公式リソースとして利用できます。
当サイトではAWS AI Practitioner向けに150問、G検定向けに300問の演習問題を無料で公開しています。いずれもFujiCertが独自に作成した教材で、実際の試験問題や公式問題ではありませんが、分野ごとの理解度確認と弱点の洗い出しに使えます。まず一通り解いて、正答率の低い分野からテキストに戻る使い方が効率的です。
よくある質問
AWS AI PractitionerとG検定はどちらを受けるべきですか?
AWS上でAI・生成AIを使う予定があるならAWS AI Practitioner、クラウドを問わずAIの基礎を体系的に学びたいならG検定が向いています。AWS利用が明確ならAWS AI Practitionerから、利用クラウドが未定ならG検定から始めると選びやすいです。
受験料はどちらが安いですか?
G検定は一般13,200円・学生5,500円(税込)、AWS AI Practitionerは100 USDで、為替によっては総額が近くなります。ただし2026年9月30日まではAWS側で受験料50%オフのキャンペーンが実施されており、期間中はAWS AI Practitionerのほうが安く受けられる可能性が高いです。
難易度はどちらが高いですか?
単純比較は難しいですが、G検定の合格率は2026年で77〜82%(第3回は82.40%)と公表されており、範囲の広さが主な難所です。AWS AI PractitionerはAWS認定で最も易しいFoundationalレベルで、合格基準はスケールドスコア700/1000、合格率は公表されていません。AWSサービスの使い分け判断に慣れているかどうかで体感難易度が変わります。
両方受ける場合はどちらが先ですか?
AWS実務が近いならAWS AI Practitionerを先にすると学習内容をすぐ業務に活かせ、2026年9月30日までの受験料50%オフキャンペーンも使えます。AIの基礎に不安があるならG検定を先にして、機械学習・ディープラーニングの用語を整理してからクラウドAIへ進む順番が理解しやすいです。
2026年に試験内容は変わりましたか?
AWS AI Practitionerは2026年4月30日に試験ガイドv1.1が公表され、6月頃からagentic AI・MCP・マルチエージェントなどの新トピックが出題に反映されています。G検定は試験範囲の大枠に大きな変更はなく、2026年もオンライン試験年6回(1・3・5・7・9・11月)と会場試験年3回が実施されています。
次に読む・試す
参考・注意事項
試験日程、受験料、出題範囲などの最新情報は必ず公式情報をご確認ください。